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2023.01.05

企画展「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」報道関係者向け説明会・取材のご案内

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報道関係者各位
プレスリリース 2023年1月5日
国立ハンセン病資料館

国立ハンセン病資料館(館長:内田博文)は、2023年2月4日(土)から5月7日(日)に企画展「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」を開催いたします。期間中には、小泉今日子さんはじめ多彩なゲストを迎えた関連イベントも実施いたします。
会場内撮影可・質疑応答の時間もある本展担当学芸員 木村哲也による展示解説や報道関係者向け説明会を、2023年2月3日(金)午後2時から3時に行いますので、ぜひ本展取材のご検討をよろしくお願い申し上げます。



企画展「ハンセン病文学の新生面『いのちの芽』の詩人たち」

【主催】 国立ハンセン病資料館
【会期】 2023年2月4日(土) から 5月7日(日)
【会場】 国立ハンセン病資料館2階 企画展示室(入場無料)
    〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13
【企画展公式サイト】 https://www.nhdm.jp/events/list/4942/

【マスコミ関係者のお問い合わせ先】
国立ハンセン病資料館 広報担当 及川由紀子
電話  : 042-396-2909(代表)
FAX   : 042-396-2981
携帯電話: 080-9506-3634(及川)
E-mail : pr@nhdm.jp

【本展担当学芸員】
国立ハンセン病資料館 学芸員 木村哲也


大江満雄編『いのちの芽』(三一書房、1953年)の初版本


大江満雄と長島愛生園の詩人たち(1955年)長島愛生園提供

概要

1953年に刊行された大江満雄編『いのちの芽』(三一書房)は、全国8つのハンセン病療養所から73人が参加する、初めての合同詩集でした。
2023年は、詩集刊行から70年目にあたります。隔離政策の不条理に直面しながらもそれを「宿命」として受け入れるのではなく、外部社会に向けて希望・連帯・再生を希求する新たな文学の姿を、ぜひご覧ください。

【主催】  国立ハンセン病資料館
【日時】  2023年2月4日(土)から5月7日(日)
     開館時間:午前9時30分から午後4時30分(入館は午後4時まで)
     休館日 :月曜日および国民の祝日の翌日(月曜日が祝日の場合は開館)
【会場】  国立ハンセン病資料館2階 企画展示室(入場無料)
【参考資料】…別添のチラシも含め、報道等でご使用ください。



見どころ

・当館が主催する初めての大規模な文学展です。
・高知県立文学館所蔵の大江満雄宛書簡より、『いのちの芽』参加者の自筆書簡を初公開します。
・幻となっていた詩集『いのちの芽』を70年ぶりに当館で復刊します。
・小泉今日子さんはじめ多彩なゲストを迎えた関連イベントを開催します。



関連イベント

1 コンサート「青い鳥のハモニカ」

『いのちの芽』の詩の世界を、音楽演奏にのせてお届けします。
出演 : 阿部海太郎氏 (作曲家)
    トウヤマタケオ氏 (作曲家、鍵盤奏者)
    当真伊都子氏 (ピアニスト、歌手、作曲家)
日時 : 2023年2月11日(土、祝) 午後2時~午後3時30分


2 講演会「ハンセン病者と文学者はいかにハンセン病問題と関わったのか」

療養所の壁、病者と病者でない者の壁を超えるハンセン病文学の世界をお伝えします。
出演 : 西村峰龍氏(静岡文化芸術大学非常勤講師)
日時 : 2023年2月25日(土) 午後2時~午後3時30分


3 講演会「千年先まで言葉を届けるために」

ハンセン病の詩人・谺雄二さん(故人)との交流を軸に、その詩世界をたどります。
出演 : 姜信子氏(作家)
日時 : 2023年3月12日(日) 午後2時~午後3時


4 講演会「戦後ハンセン病文学を読みなおす」

戦後の詩人たちの表現から、ハンセン病文学の新たな側面とその特徴を論じます。
出演 : 荒川洋治氏(現代詩作家)
日時 : 2023年3月18日(土) 午後2時~午後3時30分


5 朗読会「詩集『いのちの芽』を読み継ぐ」

『いのちの芽』に集まったハンセン病文学の新しい息吹を、朗読でお届けします。
ゲスト : 小泉今日子氏(歌手、俳優)
日時  : 2023年4月1日(土) 午後2時~午後3時



<イベント1~5の申込について>
・会場      : 当館映像ホール(定員70名)
・申込開始    : 2023年1月4日(水)正午12時から開始
・現地参加申込方法: 当館ホームページより 定員70名・申込先着順

※定員に達し次第締め切ります
※ライブ配信するイベントもあります(視聴申込不要)



6 ギャラリートーク
「企画展「ハンセン病文学の新生面 『いのちの芽』の詩人たち」をめぐって」

担当学芸員・木村哲也が、展示を解説します。オンラインと対面でそれぞれ実施します。

【オンライン】
日時 : 2023年3月3日(金)午後7時~午後8時30分
定員 : 100名(事前申込先着順)
申込 : 2023年1月4日(水)正午12時から当館ホームページにて申込を開始します。

【対面】
日時 : 2023年2月17日(金) 3月25日(土) 4月29日(土、祝)
    5月3日(水、祝) 5月7日(日)すべて午後2時~午後2時30分
申込 : 不要(当日、企画展示室へお越し下さい)



1~6 イベント共通

・新型コロナウイルス感染拡大防止のため内容等を変更する場合があります。
・詳細は本展公式サイトをご確認ください。




施設概要

施設名 : 国立ハンセン病資料館
館長  : 内田博文
所在地 : 〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13
URL   : https://www.nhdm.jp/