イベント詳細
2020.02.16
【開催報告】
ミュージアムトーク 2020 早春 ※イベントは終了いたしました。
ふだん聞く機会の少ないテーマにふれてみませんか。
多磨全生園の自然がめざめの準備を始める季節、ぜひ資料館にもお立ち寄りください。
開催概要
【会場】
国立ハンセン病資料館 1階 研修室ほか
【定員】
1月18日 映像ホール(130人)、2月15日 映像ホール(130人)、3月28日 研修室(24人)
※いずれも当日先着順)
参加無料/事前申込み不要/駐車場あり
※事情により日程・講師・演題などを変更することがあります。ご了承ください。
「ハンセン病療養所の音楽活動」 当時の記録をYouTubeでご覧いただけます。
講師 大高 俊一郎 (当館学芸員)
音楽がいかに人と人とを結びつける役割を果たしてきたのかという観点からハンセン病療養所における音楽活動を検討し、差別を乗り越える文化活動の意義について考察します。
「ハンセン病療養所の音楽活動」開催報告
2020年1月18日(土)14時から15時30分、第4回目ミュージアムトークを開催いたしました。
本日はテーマ「ハンセン病療養所の音楽活動」について、音楽がいかに人と人とを結びつける役割を果たしてきたのかという観点からハンセン病療養所における音楽活動を検討し、差別を乗り越える文化活動の意義について、お話をさせていただきました。
2月の雪が降る寒いなか多くのお客様においでいただき、ありがとうございます。お客様からいただきましたご意見やご感想を紹介させていただきます。
アンケートより
- 青い鳥楽団の活動中のエピソードが面白かった。
- 音楽演奏活動を通じて社会と接点を持ち、称賛される喜びが想像できました。
- 積み重ねられていく心の言葉を感じました。ありがとうございました。
- ハンセン病療養所の音楽活動、特に青い鳥楽団についてよく分かりました。ハーモニカが元患者の方の演奏に使われた理由も知ることができました。冒頭の青い鳥行進曲が耳に残りました。ぜひ演奏した他の曲もきいてみたいです。
- 療養所の音楽活動について学ぶことができました。ありがとうございました。
「フィリピンにおけるハンセン病問題の現在」
講師 西浦直子・木村哲也・大高俊一郎(当館学芸員)
世界最大のハンセン病療養所だった島・クリオンを擁するフィリピン。2017年-18年に現地を視察した学芸員が、数多くの写真を使って、自らの目で見た現場を紹介します。
「フィリピンにおけるハンセン病問題の現在」開催報告
2020年2月15日(土)14時から15時30分、第5回目ミュージアムトークを開催いたしました。
本日はテーマ「フィリピンにおけるハンセン病問題の現在」について、現地フィリピンを視察した当館3人の学芸員より「フィリピンのハンセン病対策について/西浦直子」、「クリオン島の歴史と現在/木村哲也」、「フィリピンにおける歴史資料保全の取り組み/大高俊一郎」についてのお話をさせていただきました。
熱心なお客様においでいただき、ありがとうございます。お客様からいただきましたご意見やご感想を紹介させていただきます。
アンケートより
- フィリピンと日本の比較をとおして、ハンセン病についての理解が深まった。
- 充実した内容で良かったです。
- 実際に現地に行かれたときの話(肌で感じたこと)が非常に貴重でした。
- 日本とフィリピンの国や文化の違いで、内容がかなり変わってしまう事を知る事ができて良かったです。
- フィリピンでのハンセン病にかかる国際保健協力、交流のことがよく分かりました。有難うございました。
- とても良かった!
【延期】「多磨全生園の隠された史跡を歩く」
講師 橋本彩香(当館学芸員)
2020年3月28日(土)14時 から 15時
多磨全生園には、時代の移り変わりとともに使われなくなった建物や、今は見ることのできない建物の跡が存在します。それらを実際に巡り、ハンセン病問題を考える機会にしたいと思います。
ミュージアムトーク 2020 早春 のチラシをダウンロードできます。(PDF: 973KB)