イベント詳細
2021.07.20
【職業シリーズ第6弾】
山川冬樹氏講演会 - ハンセン病療養所から考える芸術の意味
山川冬樹氏は、大島青松園入所者であった歌人・政石蒙(まさいし もう)氏をモチーフにした映像作品「歩みきたりて」や、大島の対岸の町である庵治町から大島に泳いで向かった映像作品「海峡の歌」で広く知られます。
これらの作品は、2016年、2019年に大島青松園において開催された瀬戸内国際芸術祭に出品されました。
本講演会では山川冬樹氏から、それらの作品を制作しようとした思いやハンセン病問題との出会い等についてお聞きしたいと思います。
【会期】
2021年9月11日(土)14時から
【講師】 山川冬樹 氏
美術家/ホーメイ歌手
1973年ロンドン生まれ。
視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽/現代美術/舞台芸術の境界を超えて活動。
己の身体をテクノロジーによって音や光に拡張するパフォーマンスや、トゥバ共和国の伝統歌唱「ホーメイ」を得意とし、これまでに 16カ国で公演を行う。
現代美術の分野では、マスメディアと個人をめぐる声の記憶を扱ったインスタレーション『The Voice-over』、自らが発する「パ」という音節の所有権を、1人のアートコレクターに 100 万円で販売することで成立するパフォーマンス『「パ」日誌メント』(2011年から現在)などを発表。
『瀬戸内国際芸術祭』への参加をきっかけに大島青松園でのフィールドワークを継続的に展開しており、大島青松園ではこれまでに2つのインスタレーション作品を発表、常設展示となっている。
【配 信】
YouTubeライブ配信
※事前申込み不要・無料
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