イベント詳細
2019.11.23
多磨全生園創立110周年記念 記録映画「見えない壁を越えて」上映会
※イベントは終了いたしました。
多磨全生園創立110周年記念 記録映画「見えない壁を越えて」上映会
多磨全生園創立110周年記念 記録映画「見えない壁を越えて」上映会のちらしをダウンロードできます。(PDF:398KB)
開催概要
【上映日時】
2019年11月23日(土)13時30分 から 15時45分
【上映場所】
国立ハンセン病資料館 1階 映像ホール
【共催】
国立ハンセン病資料館、多磨全生園入所者自治会、多磨全生園
【定員】
先着140名
参加無料/予約不要
▼スケジュール
時間 | 内容 |
13時 | 開場 |
13時30分 から 13時40分 | 中山節夫監督が語る「見えない壁を越えて」 |
13時45分 から 15時45分 | 「見えない壁を越えて」上映 |
多磨全生園創立110周年記念 記録映画「見えない壁を越えて」上映会開催の様子
11月23日(土)は、多磨全生園創立110周年記念として、記録映画「見えない壁を越えて」の上映会を行いました。冷たい雨が降る中、多くのお客様においでいただきました。どうもありがとうございました。映画上映に先立ち、中山監督からお話もいただき、「見えない壁を越えて」を見るに際し非常に役に立ったというお声も聴きました。
ご参加いただいたお客様からのご意見やご感想を紹介いたします。
- 情報操作、誤った知識の植付け、国の方針の押付けに大切な一生を狂わされた人々がこんなにも多くいたということを私たちは知らなければならない。繰り返してはならない「歴史」だと知らされました。
- 入所者のお話を聞かせていただけることありがたく思っております。私たちが知らず知らず作ってしまっている壁を越えることは大変だと思いますが、1人1人の心の見方で、かべを取り除いていくことを期待しております。
- 今では直接お話を聞くことが難しくなった、戦前や戦時中の話、患者運動の話などを目で見て聞くことができ、胸を打たれました。長島事件のてんまつや、ラジオ事件のこと、宮古島の盗人ガマでの様子などは、息をのむ思いでした。この歴史、事実を未来に伝えていきたいと思いました。
- この様な貴重な証言のドキュメント映画を観ることができて、本当に感謝いたします。この様な証言を生の声で知ることが出来て本当にありがたいです。続けて行ってほしいです。
- 強制隔離された方々の貴重な証言を知ることができました。普段見ることができない映画であるため、今回、よい機会を与えていただいたと思います。患者さん、1人1人の方に想いがあり、それを知ることが、人間対人間としてハンセン病問題を理解することにつながると思います。
今後も、多くのお客様にご参加いただける企画を考えていきたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
国立ハンセン病資料館
開会のご挨拶・司会進行 (橋本学芸員) |
中山節夫監督から ご挨拶 |
記録映画「見えない壁を越えて」 上映会 |
閉会のご挨拶 (橋本学芸員) |