イベント詳細
2018.11.04
映画「あつい壁」上映会
※イベントは終了いたしました
1953(昭和28)年に熊本で起きた黒髪小学校事件をもとに、ある一家の悲劇を通してハンセン病への偏見と差別を告発した作品。中山節夫監督による解説つき。
開催概要
【日時】
2019(令和元)年11月3日(日)
【開園】
14時(13時30分開場)
【場所】
国立ハンセン病資料館 映像ホール
【上映】
14時 から 14時30分 : 中山節夫監督が語る「あつい壁」(1970年制作)
14時30分 から 16時10分 : 「あつい壁」上映
【定員】
先着順100名
入場無料/事前申込不要
映画「あつい壁」上映会 開催報告
11月3日(土・祝)映画「あつい壁」上映会を開催しました。
温かい秋晴れにつつまれた文化の日、多磨全生園は第45回全生園まつりで賑わうなか、当館では14時から中山監督の解説・語りに続き、映画「あつい壁」上映会を開催しました。
多くのお客様においでいただき、大入り満員となりました。ありがとうございました。お客様からいただきましたご意見やご感想を紹介させていただきます。
- 涙が止まりませんでした。感動しました。ありがとうございました。
- 人としてどう生きるかをみつめ直すきっかけとなり勇気が出た。しっかり生きなきゃ。
- 素晴らしい映画でした。このような映画を通じて後世に問題意識が受け継がれていくことを願います。またこのような上映会があったら伺いたいです。
- お話も映画もとてもよかったです。お話を聞いてから映画を観たのでとても分かりやすかったです。貴重な機会を作ってくださりありがとうございました。
- 監督のお話の後での上映で良かった。(作られた事の意味が良く分かったような気がする)差別は現在も無くなっていない。何も変わっていない。どうしたら変わるのか、よく考えたいと思いました。
- 差別は科学だけでは不十分。感情は負ける。差別をなくすためには正しく理解し行動するのが大事だと言う話が心に残った。ハンセン病の正しい知識を理解することが大事だなあと思った。
- 水俣病やハンセン病被害者の方々や病気の患者さんを苦しめているのは「差別」と「偏見」であることをあらためて感じました。そして「差別」「偏見」は常に私たちのまわりに存在することを意識して自分自身を客観視することが大切だと思いました。
- 「科学では分かっているが感情では理解できない。」という気持ちがとてもよく判る映画でした。差別と偏見はハンセン病だけの事でなく今の時代にも重ね合わせて考えられる内容でした。
- 「知ることが大切」「それから行動することがだいじ」を映画より深く感じました。科学的に理解できて「心情」についても深く考えさせられました。
- 新あつい壁の上映をお願いします。
次週は、11月10日(土)にアニメ「未来への虹」上映会と平沢さんのおはなしを交えた「親子でハンセン病をまなぼう」イベントを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
国立ハンセン病資料館
開会のご挨拶・司会進行 (金学芸員) |
映画監督のご挨拶 (中山節夫) |
映画「あつい壁」の語り (中山節夫) |
映画「あつい壁」の語り (中山節夫) |
映画「あつい壁」上映会の様子 |
閉会のご挨拶 (金学芸員) |