イベント詳細
2013.08.26
「世界のハンセン病公開セミナーシリーズ第3回 カービルに生きて…カービルを語る」のご案内
※イベントは終了いたしました
“Carville” My Home / Mi Casa ~ホセ・ラミレスJr.氏に聞く~
-ホセ・ラミレスJr.氏 プロフィール-
認定臨床ソシアルワーカー。
現在はテキサス州ヒューストン市(ハリス区)知的障がい者部門担当専門官。
1951年生まれ。12人兄弟・姉妹(内、数人がハンセン病を発病したが在宅治療で治癒)。ホセ氏は病状が重く、1968年、ハンセン病の診断が確定すると即ルイジアナ州の国立ハンセン病専門病院・療養所に収容され、8年後に退所。
カービル療養所入所中から、園内に残る差別的取扱いの排除に取り組み、いまも差別を象徴する用語「レパー Leper」の使用に抗議をつづけている。
家族の強い絆に恵まれた数少ない当事者ホセ氏。とくに高校時代に将来を約束したマグダレナさんとの強い結びつきは心を打つ。二人は結婚して一男一女の親となったあとも、子どもたちとともにハンセン病の差別とたたかう声を上げ続けている。
- 1968年2月27日 テキサス州南部、メキシコとの国境の街ラレドを離れ
- 合衆国連邦ハンセン病療養所「カービル」へ : [霊柩車]に乗っての1000キロ
- 沈黙・黙過に象徴される広大な療養所カービル。そこで見た権利の侵害
- 繰り返すらい反応と、薬のカクテル漬けの日々
- 園内での役目のかずかず
- 高校時代の恋人と家族の絆
- 1999年 カービルの閉鎖と入所者の選択肢
- 栄光の「スター」誌の編集長として、カービルを想い、カービルを語る
開催概要
【日 時】
2013年8月25日(日)10時30分 から 12時30分
【会場】
国立ハンセン病資料館 参加費無料
【主催】
笹川記念保健協力財団
【協力】
国立ハンセン病資料館