2015年3月14日

2015/03/14 厚労省のハンセン病問題対策促進会議に出席しました

 3月12日に、全都道府県のハンセン病対策担当者が集まるハンセン病問題対策促進会議が開かれ、国立ハンセン病資料館と当館からも学芸員らが出席しました。はじめにハンセン病療養所退所者の宮良正吉氏の講演を拝聴した後、厚生労働省健康局疾病対策課長の挨拶、疾病対策課による「厚生労働省のハンセン病対策について」の説明がありました。引き続き、国立ハンセン病資料館の儀同社会啓発課長及び金学芸員から「国立ハンセン病資料館の取組について」と題した資料館の社会教育機能強化に関する説明が行われ、当館の北原学芸員も重監房資料館について説明を行いました。最後に、各都道府県を代表して北海道、岡山県、熊本県の担当者よりハンセン病対策への取組について報告があり、質疑応答の後閉会となりました。

梅の花が咲く日比谷公園から臨む厚生労働省

国立ハンセン病資料館の取組について説明する金学芸員

儀同社会啓発課長による国立ハンセン病資料館の社会教育機能強化に関する説明

特別病室と重監房資料館について説明する北原学芸員

全都道府県のハンセン病対策担当者が集まるハンセン病問題対策促進会議の様子