2015年6月6日

2015/06/06 日本ハンセン病学会が開催されました

 第88回日本ハンセン病学会総会・学術大会が6月1日から3日にかけて香川県の高松市で開催されました。大会初日は、国立感染症研究所・ハンセン病研究センターの松岡博士から発掘調査で重監房跡の便槽内から採取された土壌サンプルの分析結果について中間報告があり、最終日には当館の学芸員が跡地の遺構基礎調査と保全について発表しました。また、次回開催地が草津と決まり、次期会長に選出された国立療養所栗生楽泉園の坂本園長から挨拶があって大会は無事閉幕しました。

会場のアルファあなぶきホール外観

学術大会入口

重監房の土壌分析について発表する松岡博士

重監房の遺構基礎調査と跡地保全について発表する当館学芸員

閉会式で挨拶する坂本栗生楽泉園長