2015年7月30日

2015/07/30 山梨県主催のハンセン病に関する講演会に行って来ました

 7月27日(月)午後2時から、甲府市の「やまなしプラザオープンスクエア」でハンセン病に関する講演会行われ、当館主任学芸員の北原が「特別病室と呼ばれた重監房が造られた理由」と題して講演しました。この催しは、山梨県が毎年行っているハンセン病に関する普及啓発事業の一環で、会場には国立ハンセン病資料館や小川正子記念館のパネルも展示され来場者が熱心に見学するなど大変盛況でした。会場となったやまなしプラザオープンスクエアは、県庁舎の山梨県防災新館の1階にあります。隣接する旧本館や県議会は、昭和初期に建築された赤煉瓦造りの趣きある建物で、歴史的価値のある建造物として解体せずに使用しているそうです。

講演会場の様子

国立ハンセン病資料館のパネル展示

小川正子記念館のパネル展示

城跡から臨む山梨県庁舎、奥は会場となった防災新館

昭和3年竣工の山梨県議会