2015年8月4日

2015/08/04 楽泉園にも温泉女神様がやって来ました

 8月1日と2日は、草津の温泉街が1年で最も活気づく「温泉感謝祭」でした。土用の丑の日、丑の刻に入湯して一年の無病息災を願ったという故事にちなんだお祭りですが、現代では温泉への感謝へと形を変えて、町民から選ばれた温泉女神・巫女・白丁らによって「源泉お汲み合わせの儀」「源泉分湯の儀」「献湯」の儀式が執り行われる、温泉情緒豊かなお祭りです。この「源泉分湯の儀」は、草津温泉の源泉から汲み上げた湯を町内の共同浴場に注いで廻る儀式で、栗生楽泉園の藤之湯にも温泉女神様の御行列がお越しになりました。藤之湯前で第70代温泉女神様をお迎えした藤田会長は、「この楽泉園にも分湯にお出で頂いてありがとうございます。草津町の益々のご発展を祈念いたします。」と口上を述べられました。続いて立会人の岸厚生常任が見守る中、巫女たちが持参した源泉入りの桶を手に浴場に入り、無事に分湯の儀を済ませました。ちなみに第70代温泉女神様は、草津町職員の高橋紗代さんです。

女神様の到着を待つ藤之湯

女神様が御輿にてご到着

第70代温泉女神様御行列

女神様に迎え口上を述べる藤田会長

無事に分湯の儀が終了。巫女の後ろの帽子姿は立会人の岸厚生常任

女神様御一行と記念撮影

御輿をお見送り