2017年6月22日

2017/06/22 群馬県ハンセン病パネル展が開催されています

 群馬県では「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」である6月22日に合わせて、平成21年度から県庁舎で「群馬県ハンセン病パネル展」を開催しています。当館も8回目となった昨年より学芸員を県庁に派遣して解説等に協力しています。今年は、栗生楽泉園及び入所者自治会のご協力を得て、6月21日から23日まで栗生楽泉園の入所者が実際に使用していたボタン掛けや電話の受話器保持具のほか、目の不自由な入所者が唇や舌先で点字を読むための練習板を展示しています。このイベントは、国がハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律の施行日である6月22日を「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」と定め、厚生労働省主催による追悼、慰霊及び名誉回復の行事を行うのに併せて毎年行われています。この機会に是非群馬県庁県民ホールの展示をご覧下さい。

県民ホールのある群馬県庁

県庁総合案内

会場入口

パネル展示

栗生楽泉園の現物展示