2018年7月19日

2018/7/18 企画展が始まりました

 平成30年7月18日から、本年度企画展「隔離のなかの隔離」をテーマにハンセン病療養所監禁室の内部をパネル展示しています。あわせて監禁室の平面図や収監事実を伝える文書など、貴重な資料も一般公開しています。国立のハンセン病療養所には、かつて監禁室と呼ばれる建物がありました。隔離政策によって入所を余儀なくされた患者は、そこでさらに園内規則に従うことが求められ、これを破ると監禁室へと送られました。今回の企画展では、監禁室の室内に関する資料を通して、入所者の目線から往時の過酷な状況について見ていきます。この企画展は8月19日まで開催しています。また、8月4日から8月26日までは草津温泉バスターミナルから当館まで無料シャトルを運行しますので是非この機会にご利用ください。

企画展の告知

企画展会場

監禁室の鍵

貴重な記録の数々