2020年3月13日

2020年3月13日 病気を理由とした偏見差別を繰り返さないために

WHOが新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大を受けてパンデミック(病気が世界の複数の地域で同時に大流行すること。感染爆発とも言う。)を宣言しました。
近ごろこの病気をめぐって、罹患された方や治療にあたられた方々とそのご家族を地域から排除したり、バイキン扱いしたりする「いわれのない偏見差別事例」が頻繁に報道されています。
また、世界中で特定の国や地域出身者に対する人種差別的な言動も目立ってきました。
こうした「病気を理由とした偏見差別」の問題は、ハンセン病対策の歴史と大変類似しています。
このような時こそ、私たちには科学的根拠に基づかないデマなどの流言飛語に惑わされず、正しい情報を得て冷静に対処することが求められております。病気を理由とした偏見差別を二度と繰り返さないためにも、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)を正しく理解しましょう。

厚生労働省ホームページ
・国民の皆様へ(新型コロナウィルス感染症)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html
・厚生労働省電話相談窓口(コールセンター)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

日本感染症学会ホームページ
・新型コロナウィルス感染症(COVID-19)への対応について・一般市民の方へ
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/2019ncov_ippan_200203.pdf
・感染予防のために、できること。(市民啓発ポスター、著作権フリーではございませんが、周知のためにインターネット上で自由にシェア、またプリントなど行ってご活用いただくことは可能です。)
https://www.bowlgraphics.net/covid19

感染予防のために、できること。(市民啓発ポスター)