2021年7月3日

7月21日から「関喜平展」を開催します

2021年度の企画展は、関喜平展~重監房を報道した男~ です。

当館の名称にもなっている「重監房」とは「特別病室」という懲罰施設の名称で、かつて栗生楽泉園の中にありました。病室とは名ばかりの、この「特別病室」の存在を世に知らしめたのは昭和22年8月、ひとりの新聞記者 関喜平のスクープでした。
本展では関喜平が小説として発表した『特別病室』にスポットをあて、初期の小説・関喜平の新聞記事と共に当時の栗生楽泉園の様子を展示します。会期は7月21日から9月26日までです。

なお、常設展示では「特別病室」の一部を実物大に復元しておりますので、本企画展とあわせてご覧いただくことで皆様のご理解と想像力の一助となれば幸いです。