2015年12月3日

2015/12/3 菊池恵楓園でハンセン病コメディカル学術集会が開催されました

 11月27日から28日にかけて国立療養所菊池恵楓園で第27回ハンセン病コメディカル学術集会が開催されました。席上、菊池恵楓園社会交流会館の原田学芸員から「『必要とされる』資料館を目指して」と題し、入所者の証言聴き取りへの取り組みについて発表がありました。当館の北原学芸員も重監房跡の土壌分析の経過について口演しました。特別講演では、リーデル・ライト両女史記念館の緒方館長から回春病院の生活についてのお話しがありました。メイン会場となった恵楓会館には多くの会員が詰めかけて盛況に行われました。

会場となった恵楓会館入り口

発表する菊池恵楓園社会交流会館の原田学芸員

当館北原学芸員の発表の様子

会場の菊池恵楓園には回春病院から移設された日光回転家屋もあります