2017年2月25日

2017/02/25 都内試写会のお知らせ

 長年にわたり当館の開設に奔走された元患者で詩人の故・谺雄二さんの三回忌を偲んで昨年秋に開催した企画展「人間・谺雄二」に合わせて公開したドキュメンタリーが栗生楽泉園入所者自治会の企画で改定版「谺雄二ハンセン病とともに生きる」としてリニューアルされました。これを記念して、来る4月14日金曜日19時より、文京シビックセンター2階小ホールにおいて完成試写会が開催されます。開場は18時30分、開演は19時からです。上映後の20時からは関係者によるトークショーも行われます。当館の北原主任学芸員も登壇する予定です。なお、これに先立ち、2月22日に多磨全生園入所者自治会にご協力をお願いし、多磨全生園入所者を対象とした先行試写会を同園内で開催しました。今は病床にあられる前多磨全生園入所者自治会長で国立ハンセン病資料館語り部の佐川修さんにもご覧いただき「大変良い出来だ。」とのご感想をいただきました。お時間のある方は、是非お誘いあわせのうえ文京シビックホールにてご覧ください。

※入場無料・定員300名
会場=文京シビックセンター 2階 小ホール(東京都文京区春日1‐16‐21)
東京メトロ後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分、都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分、JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分

①都内試写会のお知らせ

②藤田栗生楽泉園入所者自治会長の推薦の辞

③全生園での先行試写会の様子

④病床で映像に見入る佐川さん