2017年4月28日

2017/04/28 国立ハンセン病資料館等学芸員募集のお知らせ

国立ハンセン病資料館等学芸専門職員採用選考実施要項

管理運営者:公益財団法人 日本財団  

 1.募集職種・人数・契約期間等

  1) 募集者:公益財団法人 日本財団
  2) 募集職種:学芸員
  3) 身分:公益財団法人日本財団職員(国立のハンセン病資料館等の学芸専門職員)
  4) 採用予定人数:7名
  5) 採用予定日:平成29年8月1日
  6) 契約期間:厚生労働省より当財団が管理運営業務を受託している間は、原則として雇用を継続します。定年は60歳です。但し、本人が希望する場合は、満65歳まで原則として1年単位の雇用契約も可能です。
  7) 勤務地及び募集人員:以下に掲げる国立のハンセン病資料館等の中から本人の希望を考慮し公益財団法人日本財団が勤務地として指定する場所 (国立ハンセン病資料館以外は各館とも1名ずつの募集となります。)

国立ハンセン病資料館(東京都東村山市青葉町4-1-13)(2名)
栗生楽泉園社会交流会館(群馬県吾妻郡草津町草津乙647)
邑久光明園社会交流会館(岡山県瀬戸内市邑久町虫明6253)
大島青松園社会交流会館(仮称)(香川県高松市庵治町6034−1)
星塚敬愛園社会交流会館(鹿児島県鹿屋市星塚町4204)
宮古南静園人権啓発交流センター(沖縄県宮古島市平良島尻888)

但し、初任者研修期間中は国立ハンセン病資料館(東京都東村山市青葉町4-1-13)等での勤務となります。

  8) 待遇等:別紙のとおり

 2.学芸専門職員の業務内容

  (1)資料の収集・保管
        ハンセン病の隔離政策や患者・回復者が生きてきた証といった歴史を物語る貴重な資料の散逸を防ぎ、確実に後世に継承するために、関係資料の収集・保存・管理・分類整理を行います。
  (2)調査・研究
    ハンセン病対策の歴史や実状を明らかにし、後世にわたってその歴史を顧みることができるようにするため、様々な角度から調査・研究を行います。調査研究の成果は、常設展示への反映や、企画展示、催事等で公開するとともに、研究論文や学会発表等により広く一般に公表します。
  (3)公開・教育
    常設展示を作成、維持し企画展示を開催し、館内外における研修・講演をはじめ利用者の学習支援を行います。主な対象は、来館者や地域の人々、地方公共団体、学校、企業等です。

 3.応募資格および求める人物像

  この採用選考の応募資格は、次に定める資格要件等の全てを満たす者とします。
  1) 応募時点で大学卒業以上の学歴を有する者
  2) 学芸員資格を有する者(博物館法第5条各項の資格要件に該当する者)
または平成29年度内に取得見込みである者
  3) 中型自動車運転免許を有する者、または採用予定日までに取得見込みの者
  4) 歴史的建造物や園内史跡等の保護、発掘調査、出土遺物の取り扱いが出来る者
  5) PCの基本操作(エクセル・ワード・パワーポイント等)が出来る者
  6) ハンセン病問題をめぐる偏見・差別の解消や、人権問題一般に対する問題意識を持ち、そうした問題への理解を促進するために、自分自身が、事実に基づいた正確な知識を身につける意欲のある者
  7) 多くの利用者に接することから、コミュニケーション能力に自信のある者
  8) 高い専門性の維持に努め、それに基づく適切な活動を展開できる者

 4.選考方法

  (1)第1次選考
       提出いただいた書類をもとに選考します。
※結果は、合否にかかわらず平成29年6月3日ごろまでに応募者全員に通知します。
  (2)第2次選考
   ・ 1次面接
日時:平成29年6月7日(水)、8日(木)の間いずれかにて時刻等の詳細を連絡します。
場所:国立ハンセン病資料館(東京都東村山市青葉町4-1-13)
※1、自宅から選考会場までの公共交通機関を利用した最短距離で100kmを超える場合には募集者が負担します。
※2、お1人あたり20分程度の面接を行います。面接の順番、開始時刻は1次選考合格者に通知します。
※3、結果は、合否にかかわらず平成29年6月15日ごろまでに面接者全員に通知します。
    なお合格者には2次面接の集合場所・時刻等の詳細を通知します。

   ・ 2次面接
日時:平成29年6月17日より6月末日
場所:採用予定地に所在する各館
※1、自宅から選考会場までの公共交通機関を利用した最短距離での交通費は募集者が負担します。
※2、当日は、勤務予定地である各館及び国立療養所の視察を行います。
※3、結果は、合否にかかわらず平成29年6月30日ごろまでに面接者全員に通知します。
    なお合格者には最終選考の集合場所・時刻等の詳細を通知します。
  (3)最終選考
   日時:平成29年7月11日(火)
場所:東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル
※1、自宅から選考会場までの公共交通機関を利用した最短距離での交通費は募集者が負担します。

 5.応募方法

  次に掲げる書類に必要事項を記入のうえ、封筒表に「学芸員応募」と朱書きして提出先に簡易書留郵送または宅配便で提出してください。持参による応募の受付はいたしません。
  (1)応募書類
      1) 履歴書
市販の履歴書に写真を貼付し、黒色ボールペンで記入してください。
※応募者本人と確実に連絡の取れる連絡先(携帯等)を明記願います。
※履歴書の空スペースに希望勤務地を朱書きください。
      2) 最終学歴の卒業証明書又は学位記のコピー
      3) 大学(最終学歴が大学院の場合は大学入学以降の全て)の学業成績証明書
      4) 学芸員資格修得証明書、または修得見込みを証する書面
      5) 小論文:「ハンセン病問題について思うこと」をテーマに、ハンセン病資料館等の果たすべき社会的使命と、自分がそれにどのように貢献できるかについて論じてください。
※A4横書き明朝体12ポイント2頁・1,000字から1,500字以内としてください。
      6) 学術論文・学会発表・調査報告書等の業績リスト及び論文等(3点まで)の別刷またはコピー
(著書の場合はリストのみで可)
      7) 返信用封筒 (長3) に82円切手を貼付し、住所・氏名・郵便番号を明記してください。
  (2)受付期間
   平成29年4月28日(金) 公示
平成29年5月19日(金)17時まで必着(郵送または宅配便に限る。)
  (3)個人情報の取り扱い
      当財団では、個人情報保護の観点から応募書類は次のとおり取り扱います。
      1)応募書類は、今回の選考以外の目的に使用しません。
      2)応募書類は、返却しません。当方において今回の選考終了後適切に処理します。
  (4)提出先、問い合わせ先
   国立ハンセン病資料館 学芸員採用事務担当 池内・飯塚
〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13
電話 042-396-2909
※合否に関するお問い合わせにはお答え出来ません。

 【別紙】

  待遇等
  (1)勤務時間
      9:00~17:00(昼休み1時間)
  (2)給与等
      1)給与:給与は、当財団規定により、本人の経歴等を考慮し決定
      2)手当:通勤手当、住宅手当、家族手当、時間外手当、資格手当、資料館勤務手当
      3)賞与:年2回
  (3)社会保険
      健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、労災保険
  (4)休日等
      1) 休日:完全週休2日制(毎週月曜日(祝日の場合翌日)、および指定する1日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
      2) 有給休暇:初年度10日、以後法律により1年ごとに増加、最高20日まで
              夏季休暇3日、冬期休暇2日、その他当財団規定による

以上