今年は、ハンセン病療養所に初めての監禁室(所)が設置されてから100年目にあたります。懲戒検束規程に基づいて運用されたと言われる各地の監禁室(所)には療養所内の秩序維持を目的に「不良患者」と言われた人達が収容されました。もちろん栗生楽泉園にも設置されていましたが草津には特別病室(重監房)があったために監禁室はほとんど使用しなかったと言われています。重監房資料館では、監禁室(所)設置100年目となる今年「それは百年前に始まった。」と題して来る7月19日から8月13日にかけ、平成29年度前期企画「ハンセン病療養所監禁室パネル展」を開催します。
企画展ポスター
栗生楽泉園の監禁室