2017年8月20日

2017/08/20 栗生楽泉園の社会交流会館に学芸員が配置されました

 8月から国立療養所栗生楽泉園内にある社会交流会館に専属の学芸員が配置され、この機会に社会交流会館と重監房資料館の協力態勢を強め、両館の学芸員が相互に連携して行くこととなりました。

 社会交流会館では、これまで重監房資料館でご覧いただけなかった栗生楽泉園や旧湯之澤区など、草津におけるハンセン病にまつわる歴史を展示しています。社会交流会館と重監房資料館の両方をご見学いただくことによって「負の遺産」の事だけでなく「ハンセン病問題全般」をより深くご理解いただける様になりました。

 両方のご見学をご希望の場合は資料館受付にお申し出ください。団体見学の場合は、団体申し込みフォームの備考欄に「2館希望」とご記入のうえ送信してください。

 なお、社会交流会館と重監房資料館を両方ともご見学いただくには最低2時間30分必要になりますのでお時間に余裕を持ってご計画ください。

栗生楽泉園社会交流会館

入所生活の歴史展示コーナー

旧湯之澤区(患者集落)と自由地区、治療の歴史展示コーナー