2017年9月5日

2017/09/05 全国公民館研究集会で講演しました

 第39回全国公民館研究集会が、平成29年8月24日から25日にかけて群馬県前橋市で開催されました。25日は前橋プラザ元気21で分科会が行われ、全国の公民館館長ら職員544人が参集しました。分科会は第1から第10までに分かれ、それぞれのテーマごとに発表が行われました。当館からは北原主任学芸員が出席し「人権学習と公民館」をテーマにした第5分科会において「ハンセン病の歴史と人権-ハンセン病対策の歴史を正しく理解するために-」と題して講演を行いました。第5分科会の司会は渋川市古巻公民館の長谷川福次館長、出席者は35人で皆さん熱心に聞いておられました。指導助言者として列席された共愛学園前橋国際大学地域共生研究センターの前田由美子先生からは、「偶然の歴史上の出来事に端を発する想像上のヒエラルキーたる不正な差別」などを例示されたうえで「身近な問題としてとらえることが重要」「若者に気付きのきっかけを与えるための活用」などのアドバイスがなされ盛況のうちに終了しました。

会場の前橋プラザ元気21

会場入口

第5分科会室

分科会の模様

講演の様子