2017年11月30日

2017/11/30 法務省主催の人権啓発指導者養成研修会で講演しました

 11月7日から9日にかけて法務省と人権教育啓発推進センターの主催による「平成29年度人権啓発指導者養成研修会」が広島市で開催されました。当館からは北原主任学芸員が出席し、9日に「ハンセン病と人権」と題して講演しました。TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前の4階に設けられた会場には、西日本を中心に各県の自治体から人権啓発担当職員ら約60人が聴講に訪れ、熱心に耳を傾けていました。また、講演後は昨年の谺展で披露した「熊笹の尾根の生涯」も上映しました。受講された皆様からは、「ハンセン病については学習したことがあるが、重監房については学ぶ機会がなかったので、今回の講義やドキュメントは学ぶものが多かった。」とか、「国のおかした過ちについて強く考えさせられる内容のものだった。人権というものを考えるのに非常にインパクトのある内容だった。」「ハンセン病をめぐる実態について、お話やDVDを見ることでより深く理解することができた。」など多くの感想が寄せられました。

会場入口

会場内の様子

講演の模様