2018年8月3日

2018/8/3 楽泉園の浴場に草津温泉女神が献湯に訪れました

 平成30年8月1日から2日にかけて開催された草津温泉感謝祭で2日目のビックイベントとなる女神による献湯の儀が行われ、町民の中から選ばれた温泉女神が各地区の共同浴場を巡って源泉から汲み上げた御神泉を献湯して廻りました。栗生楽泉園の藤の湯にも第73代温泉女神の門倉史子(かどくらちかこ)さんが巫女(みこ)と白丁(はくちょう)を従えて献湯に訪れました。女神は未婚の女性、巫女は中学生の女子、白丁は中学生の男子だということです。入所者自治会副会長の岸さんをはじめ、楽泉園幹部がそろってお迎えする中、女神様が登場すると居合わせた入所者や職員から感嘆の声が上がりました。その後藤の湯にて厳かに献湯の儀が行われ、先代の巫女と白丁を務めた若い2人から坂本園長と岸副会長に源泉証明書と御神泉の入った徳利が手渡され、見物していた入所者や職員の皆さんは、かつてハンセン病者の自由療養村的存在だった湯之澤集落以来、現在の楽泉園へと連なる霊泉の恩恵に想いを馳せていました。

提灯飾りで女神様のご到着を待つ藤の湯

女神様ご来園

女神様御一行をお迎えする岸副会長(左中央)と園幹部

藤の湯の湯壺に御神泉が注がれる

献湯を終えて藤の湯を出る巫女さん達

先代の巫女と白丁を務めた若き二人から御神泉入りの徳利と証明書が手渡された(右中から・坂本園長、岸副会長)

儀式を終えて