啓発映像・DVD「続・遺族ふたり」が完成しました。

1. 学芸員リポート2.5「仙太郎おじさん！　貴方は確かにそこにいた　～蘇るハンセン病と患者とその家族～」
   旧版「仙太郎おじさん！貴方は確かにそこにいた」では、ハンセン病患者だった親族の存在に気づいた遺族（木村真三氏）が、長島愛生園での在園をつきとめ、遺骨の郷里への埋葬までを描きましたが、「続・遺族ふたり」では、療養所や関係者の協力のもとに、この親族（仙太郎大叔父）の療養所での在園中の足跡を続編として追います。
   （上映時間60分）


2. 学芸員リポート3「無らい県運動をたどる　－ハンセン病患者強制収容の実態－」
   旧版「遺族ふたり」に登場した元ハンセン病患者の二人は、昭和前期に国内で行われた無癩県運動で療養所に収容されましたが、当時の患者収容の様子を描いた医師・小川正子の手記である「小島の春」の描写を参考に、周辺に土地勘のある木村真三氏とともに、昭和前期の南予・西土佐地域の無癩県運動の事跡と記憶をたどります。
   （上映時間50分30秒）

5月1日より、「続・遺族ふたり」のDVDの貸出をお受けしますが、まずは電話で受け付けをさせて頂きます。
下記の電話番号までお問い合わせ下さいませ。
電話番号：0279-88-1550　重監房資料館　担当：香川

※重監房資料館レンタルDVD予約では、未対応です。

貸付対象・・・自治体・公民館等、学校（クラス単位可）、各種団体（サークル等可）
利用料・・・無料（但し、往復送料は利用者負担）
貸与期間・・・1ヶ月以内

よろしくお願い致します。