イベント詳細
2011.12.31
2011年度秋季企画展のご案内
※イベントは終了いたしました
たたかいつづけたから、今がある -全療協60年の歩み-
国立ハンセン病療養所入所者でつくる全国組織 全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)は、1951年の結成から60年を迎えました。この間、らい予防法改正・患者作業の職員化・生活費の確保・医療の充実・社会保障の確立・療養所内の整備などを、長年の患者運動を通して求め続け、少しずつ実現してきました。そしてついにらい予防法を廃止し、裁判で国に責任を認めさせるまでに至ったのです。現在では高齢化と人数の減少に直面する中で、生活と医療の場である療養所の存続と社会化を目指しています。
こうした全療協の運動によりもたらされた成果が、戦後のハンセン病療養所の歴史を形成してきたと言っても過言ではありません。全療協の歴史を見ることで、その時代その時代に何が課題となり、どのようにして乗り越えてきたのかを知ることができます。患者・回復者や療養所とのこれからの関わり方を考えるためにも、全療協の60年のあゆみをご覧下さい。
開催概要
【会期】
2011年10月1日(土) から 12月27日(火)
【会場】
国立ハンセン病資料館
【開館時間】
午前9時30分 から 午後4時30分(入館は午後4時まで)入場料無料
【休館日】
月曜日、祝日の翌日
付帯事業情報
連続講演会「わたしの運動の記憶」
企画展で展示している100枚の写真の中から10枚を選び、全療協運動60年の折々のエピソードをお話しいただきます。
▼日にちと講演者
11月12日(土) : 佐川修(多磨支部長)
11月19日(土) : 平沢保治(前多磨支部長)
11月26日(土) : 神美知宏(全療協会長)
12月 3日(土) : 鈴木禎一(元全患協事務局長)
【時間】
13時 から 15時
【会場】
国立ハンセン病資料館 1階 映像ホール
【事前申込】
不要(当日先着150人まで)
≪お問い合わせ≫
国立ハンセン病資料館
〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13
TEL 042-396-2909