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2024.09.01

国立ハンセン病資料館2025年企画展 予告
手紙からみる療養所の暮らし(仮題)

2025年9月27日~12月27日、国立ハンセン病資料館では企画展「手紙からみる療養所の暮らし」(仮題)を1階ギャラリーで開催します。
療養所に隔離された少年が13才から19才まで(1961年10月~1967年7月)家族に宛てて書いた手紙には、菊池恵楓園・長島愛生園での暮らし、ハンセン病の治療、社会へのあこがれ、社会復帰への熱意や不安が記されています。
少年が家族へ書いた手紙から、隔離政策によって受けた被害と隔離を生き抜いたハンセン病回復者の強さを読み取ります。ぜひご来館ください。

 

「来年はいよいよ僕が今まで未知の世界と考えさせられて来た現実の厳しい社会に飛びだしていく訳ですが、僕はこの荒波の中で力強く生きていけると思います。・・・
 僕がここで身につけたことは耐えること、忍耐ということを強く自分のものにしたと思います。このことをうしなわずもちつづけていきたいと思います。」― 1967年5月30日

※2025年度は企画展示室が空調工事で使用できないことから、1階ギャラリーで企画展を開催します。

 

開催概要

【会期】
2025年9月27日(土) から 12月27日(土)

【場所】
国立ハンセン病資料館 1階 ギャラリー

【開館時間】
午前9時30分 から 午後4時30分(入館は午後4時まで)

【休館日】
月曜日、月曜日が祝日の場合はその次の日、年末年始

【入館料】
無料

※上記の内容は予告なく変更する場合があります。

 

≪お問い合わせ≫
国立ハンセン病資料館
〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13
TEL: 042-396-2909
※休館日はご対応できません。事前にお問い合わせください。