イベント詳細
2020.11.29
【職業シリーズ 第5弾】ライブ配信 RADIO ハンセン病問題を伝える
~メディアの責任・ラジオの可能性~
※イベントは終了いたしました。
ハンセン病問題にかかわりをもつ職業の方をお招きする「職業シリーズ」講演会第5弾です。
開催概要
【講師】
崎山敏也さん(TBSラジオ記者)
【日程】
2020年11月28日(土)14時から15時30分
YouTubeによるライブ配信を行いました。※視聴無料(事前予約不要、人数制限なし)
当日のアーカイブ動画の視聴はこちら( https://youtu.be/GyVfD6f92kk )です。
11月28日(土)14時から配信開始いたしました。
※今回のライブ配信では、事前にご自身のYouTubeアカウントにログインの上でご視聴頂きますと、崎山様へのご質問を投稿することができます。
ハンセン病問題を伝える ~メディアの責任・ラジオの可能性~ 開催報告
職業シリーズの第5弾は、TBSラジオの記者としてハンセン病問題の取材を続けてきた崎山敏也さんを講師にお招きしました。崎山さんは、ご自身が取材した音源をはじめとしたTBSラジオが所蔵するハンセン病問題を取り上げた番組の貴重な音源を紹介してくださいました。そして、ご自身のお仕事を省みながら、戦後におけるメディアによるハンセン病問題の取り上げ方の歴史と問題点を分かりやすく整理してくださいました。最後に、「記者でなくても、身の回りの人に記憶を伝えることは誰でもできる」という大切なご指摘をしていただきました。
講演の様子は当館公式YouTubeチャンネルに掲載します。アーカイブ限定のトークも含めてどうぞご覧ください。
- 音声しか流れないラジオの特性、崎山さんの取材者としての温かさが伝わる、良い内容でした。質問にも答えていただいてありがたかったです。
- とても面白かったです!崎山さんの人としての厚みを感じました。ハンセン病の歴史についての理解に加え、メディアの在り方、個人としてどうするべきか?など、広く社会全般を考えるきっかけになりました。
- 崎山さんのハンセン病取材の歴史、貴重な音源、伝えることの哲学(多様な視点・背景・記憶を繋いでいくこと)がわかり、とても良かった。自分も自分なりにハンセン病問題に関心をもち続けていきたいと改めて思った。
- ハンセン病の歴史を忘れてしまうことは避けたい。何か行動に移せたら素敵だが、出来事を記憶して家族や友人に伝えるだけでも意味があるという話が胸にささりました。自分にできることから始めたいです。
- 昔のラジオの音声を交えてのお話、当時の雰囲気を感じながら貴重なお話で、資料館で見る経験とはまた一味違いました。質疑応答も面白く、崎山記者の記者としての真摯な姿が心に残りました。これからもご活躍をお祈りしております。
- 現場を重んじ、記憶の断片の中で紡いでいくということならば、誰でも無理なくできると思う。少しで良いから。
…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございました。